世の中に工場で働く人は非常に多いかと思います。
でも実際工場で働くと、どんなメリットとデメリットがあるのかってこれから工場で働く人は分からないですよね。
今日はそんな方々の為に工場で勤務した事がある筆者が工場勤務のメリット・デメリットについて解説していきたいと思います。
では早速いきましょう!
工場で働く5つのメリット
対人スキルがなくても大丈夫
工場勤務は基本一人で作業する事が多いので必要以上の会話はしなくても大丈夫です。
全く喋らないかと言われるとそうでもないですが、一日中喋らないで終わる日もあります。
基本的に工場は流れ作業をやったり、職人技を駆使して製品を作る場所なので営業職なようなトーク力はいらないです。
その分手先の技術は求められます。
しかし社会人としての最低限の対人スキルは必要です。
各工程間の相談や日程調整はあるので。
仕事のスケジュールが立てやすい
工場で働いていると突発的な飛び込み仕事が少ないので、慣れてくると自分で時間を上手に使いやすいです。
作業が大体この時間で終わるっていうのも読めるようになります。
なので仕事のスケジュール管理がしやすいですね。
大手企業でも簡単に働ける
工場勤務だと大手企業の期間工募集が結構あったりします。
そして割と簡単に期間工で働けます。
将来自分で工場経営したい方などは非常に良い経験になったりします。
工場の経営もドンドン進化していて、今では自動化が基本です。
なので大手で最新の機械を見れたり、技術を目で見れますよね。
手先が器用になる
工場で働いていると割と細かい作業もあったりします。
そういう細かい作業を経験していくうちに手先が器用になり、日常生活でもお金を払わないと直せないモノや機械も自分で直せたりします。
技術があれば転職しやすい
工場は人が足りない所が結構あるので、転職もしやすいです。
また技量があればヘッドハンティングなども普通にある業界です。
技術さえ持っていれば、勤務条件が良くなり、給料面も割と優遇してくれます。
とにかく工場に入ったら技術を磨きましょう!それが工場勤務で一番必要なスキルです!
工場で働く5つのデメリット
メリットがあればデメリットもあります。続いては工場で働く5つのデメリットを紹介していきます。
不規則な生活になる
工場勤務をしていると夜勤がある会社も中には沢山あります。
夜勤をやると生活リズムが崩れてしまって、体調を崩しやくなります。
夜勤がない会社の方が筆者は良いと思います。
朝起きて昼に活動し、夜寝るのが人間の理想的な生活なので。
体力的にきつい
工場は基本的に立ちっぱなしでの作業が多いので、足腰が疲れてきます。
また長時間細かい作業をしていると眼や手も疲れてきます。
本当に正月やお盆などの長期休みの仕事の時は足腰が辛いです。
職場環境が劣悪
企業の中には工場にクーラー完備や騒音対策をしている優良な企業もありますが、基本的に工場はクーラーなしで猛烈な暑さ、騒音が酷い、危険な仕事が当たり前です。
夏場は猛烈な暑さの中仕事をしなければいけないし、冬は寒い中仕事をしなければいけません。
また長年騒音が凄い工場の中で働いていると、耳が難聴になる人もいます。
作業によって適正がハッキリでる
人間は十人十色です。得意な作業があったり、苦手な作業があります。
上司がそれを上手く見抜いてくれて適正のある職場に配属されれば良いですが、適正を見抜けず苦手な作業をやる事になったら、ストレスも溜まるし最悪です。
工場の場合そういった適性の差がハッキリ出てしまうので、上司が見抜けるかどうかの運任せ要素が強くなってしまいます。
命の危険が常につきまとう
工場の作業は本当に危険な作業が多いです
。回転機械に巻き込まれてしまったり、プレス機などで指を挟んでしまったりと常に危険と隣合わせです。
なので常に気を張っていないといけない変な疲れはあります。なので危険予知能力はかなり身につきます。
工場勤務で身につくスキル
それでは結局工場勤務をすると、どんなスキルがつくのかを下にまとめました。
同時に複数の仕事をこなせるようになる
工場勤務をしていると何台もの機械を稼働させなければなりません。
なので自然とどうすれば効率的に早く仕事をこなせるか?と考えるので、いつの間にか複数のタスクを同時に処理出来るようになります。
それは普段の私生活にも生きます。例えば「洗濯機を回してる間に料理を作る」とかです。
危険予知能力が身につく
工場では常に危険と隣合わせです。
なので常に想像力を働かします。
そのおかげで危険予知能力が身につきます。例えば、「この作業の時にいきなり機械が回ってしまったら怪我をしてしまうので、電源を落としてから作業に入ろう!」という具合に危険予知能力が自然と身に付きます。
慎重さ、丁寧さが身につく
工場で作る部品は様々だと思いますが、部品一つ一つに意味があります。
ロケットや工作機械の部品などは精密に作られています。
そんな部品を雑に作ってしまったら、大事故に繋がります。
精密部品は自社で検査をしっかり行うので、その時点でダメな部品は作り直しです。
工場で一番キツイのはやり直し作業です。
やり直し作業が発生すると本来不要な材料費や人件費が必要になってしまいます。
中でも絶対に失敗出来ない製品もあるのが現実です。
そういう時に慎重かつ丁寧さが必要になってきます。
経験値を積んでくる程丁寧になってくるので、慎重さや丁寧さは他の仕事より身につきます。
まとめ
工場勤務のメリットやデメリットを紹介しました。
工場は基本的に個人で求められるスキルは対人スキルではなく、技術力が求められます。
それは筆者が経験して思った事です。
熟練の職人さんは本当に人をよく見抜きます。
口だけ達者でも絶対に認められません。
技術力を持っていないと工場では認められません。
その技術力をつけるには、自分で勉強したり色んな講習会に行ったりと努力するしかないです。
まぁこれはどんな仕事にも言える事です。
なのでこれから工場勤務をしたいっていう方は工場に入ったら必死に技術力を磨いていけば大丈夫です。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!!